本日、大津市では今シーズンの初雪となりました。
朝からふわっと雪が舞い、現場周辺も白くなり始め、いよいよ冬本番を感じる一日でした。
雪が降ると、普段の作業と違い、安全面の確認や作業手順の調整が必要になります。
今回は、雪の日の現場で実際に行った対応や気をつけたポイントをまとめます。
❄ 1. 朝礼でまずは“滑りやすさ”の確認
初雪の日は特に、
- 足元が薄く凍っている
- 重機の乗り降りが滑りやすい
- 資材の上に雪が積もって視認性が悪い
など、普段とは違うリスクが増えます。
朝礼では、
「今日はいつも以上に慎重に」
「階段・スロープ・鉄板の上は特に注意」
と、チーム全体で声かけを徹底しました。
❄ 2. 足場・鉄板・通路の確認と除雪
現場に入ってまずやるのは、滑りやすい場所のチェックと簡易除雪。
- スロープや鉄板の上の雪を除去
- 掃き掃除で薄い雪を取り除く
- 凍りやすい場所には散砂を実施
- 仮設通路のぬかるみを修正
雪は少量でもすぐ滑るので、地味ですが最優先の作業です。
❄ 3. 重機・車両は暖機運転を長めに
雪の日は油圧系が硬くなり、いつも通りの動きが出るまで時間がかかります。
そのため、
- エンジンを普段より長めに暖機
- ブーム・アームの動きを確認
- バックホーの足元(履帯の雪と泥)を除去
「動くけど重い」状態のまま作業すると危険なので、ゆっくり確実に始動させます。
❄ 4. 作業はムリに進めない判断も大事
雪の降り方によっては、
- 視界が悪い
- 地面が滑りやすい
- 作業精度が落ちる
などの理由で、計画していた作業を変更・延期する判断を行うことがあります。
今日も、滑りやすい高所作業は無理せず、
地上作業を優先し、安全を第一に現場を進めました。
❄ 5. 昼間は雪解け → 路面がグチャグチャに
雪が止んで日が出ても油断は禁物。
昼は溶けて、夕方また凍る「ブラックアイスバーン」になることもあります。
- 長靴の滑り止めを確認
- 通路に木材や敷鉄板を追加
- 車両の進入ルートを再設定
雪の日は、ケースごとに現場がどんどん変化するため、状況に合わせて柔軟に対応していくことが大切です。
❄ まとめ
大津市で今季初雪となり、現場も冬モードに突入しました。
雪の日は、
- 滑りやすい場所のチェック
- 重機の暖機運転
- 無理をしない作業判断
- チームで声をかけ合うこと
この4つが特に重要です。
これから雪の日が増えてくる季節。
現場全体で安全意識を高め、ケガなく冬を乗り切っていきます!

